2024年05月23日
学内のみなさん、6/21(金)の夕方はキャンパス内で映画鑑賞『雄獅少年/ライオン少年』を。飯島先生の講演付き!申込受付中です。 今回の「いちだい知のトライアスロン」映画出張講座は、キャンパス内で開催します。 鑑賞する映画は、中国の少年チュンが仲間と共に獅子舞競技の全国大会に挑む3Dアニメーションです。(2021年中国で公開時に満足度第一位に選ばれた作品です。) 学内限定事業、入場無料ですので、教職員、学生のみなさんは、ぜひお出でください。初夏の夕方、みんなで胸が熱くなる本作を鑑賞しましょう! 上映映画『雄獅少年/ライオン少年』監督/ソン・ハイポン 脚本/リー・ゼェーリン 制作/チャン・ミャオ アニメ美術指導/ズー・ムーユイ 日本語吹替 主人公チュン(花江夏樹) 少女チュン(桜田ひより) マオ(山口勝平) 2021年制作中国映画 2023年日本公開 配給GAGA 105分
日時
2024年6月21日(金) 18時05分~20:05 まず、本学国際学部准教授 飯島典子先生のご講演「中華文化における獅子舞」(15分)を聴講し、 その後、「雄獅少年」の映画上映(105分)
会場
広島市立大学 講堂 大ホール
申込について
図書館カウンターまたは、以下のEメールでお受けします。 hcu-tri&m.hiroshima-cu.ac.jp (&を@に変えて送信してください) ※学内者限定。定員約500人。 ※参加無料←鑑賞後はぜひ、知トラサイトにコメントの投稿をお願いします!(任意です) ●「雄獅少年/ライオン少年」の詳細(予告編)はこちら(外部サイトへ飛びます)
問い合わせ先
広島市立大学附属図書館 電話:082-830-1508 FAX:082-830-1659 E-mail:hcu-tri&m.hiroshima-cu.ac.jp (E-mailを送付されるときは、&を@に置き換えて利用してください。) 最後に、講師 飯島典子先生(本学国際学部 准教授)からの熱い推薦文をご紹介します。 『獅子舞=日本だけに行われるお正月の娯楽だと思っていませんか。この映画はそのような日本の獅子舞への見方を180度変える作品です。舞台は2005年、急激な経済発展の最中にある中国広東省。当時は農村から出稼ぎに大都会に出る風潮が盛んな時代で、両親が大都会へ出稼ぎに出ている田舎の少年チュンは、獅子舞競技に出会いその魅力に嵌まり、また両親に自分を認めてもらいたく仲間と共に全国大会をめざすべく嘗ての有名な獅子舞の操り手だった干物店の店主に弟子入りします。 伝統芸能であると同時にアクロバットを伴う団体競技と捉えられている獅子舞を巡る中国(海外の華僑華人の)文化、中国映画で屡々取り上げられるモチーフである師匠と弟子の武芸を巡る絆など、中国ひいては中華文化の一端を知ることが出来る名作です。 中国映画というと骨太な文芸大作の実写映画、アニメでは中国絵画の伝統を生かした静謐な作品が多い、というイメージが強いのですが、2021年の中国公開時に満足度第1位に選ばれた本作は獅子舞の頭、動作をこれ以上ないほど細かにCGで表現、子供も大人も楽しめる文芸と娯楽を兼ね備えた作品に仕上がっています。 大会に出場したチュンは両親と再会できるのか。ラストシーンにご注目ください。』 飯島典子(中国近代史、華僑論)