いちコモ学生企画展示第一弾として、「コーヒーとスコトーマ」を開催しました。
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企画:堀口千尋(芸術学部 現代表現領域)
出品作家:大部千尋、齋藤夏海、山﨑あゆみ(いずれも芸術学部 現代表現領域)
展示期間:11月12日(火)~11月14日(木)
アーティストトーク:11月13日(水) 12:20~12:50
世界には今も戦禍に見舞われている国がある中、私たちが当たり前と思っている日常に潜む、
〝見えているのに見えていない瞬間にフォーカスを当てた”
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13日(水)昼休みに、アーティストトークを開催しました
企画の堀口さんは、「『スコトーマ』とは、『心理的盲点』と直訳される。普段『見えているのに見えていない』まさにスコトーマの状態となっている日常の何気ない瞬間にフォーカスを当てた作品を集めた。作品に触れ改めて日常に目を向けることで、平和を考えるきっかけにしてもらいたい。」と企画の趣旨を解説してくれました。
また、山﨑さんは「基町プロジェクトに携わる中でみつけた「たからもの」をスケッチしている。」、齋藤さんは「家族と共有している日常の写真をトレースした作品。家族と家族以外が見たときで、写真から受け取れる情報が違ってくる。」大部さんは「広島には作品のモチーフになりやすい歴史的背景があるが、今回は生まれ育った場所(日常)である広島を写真に収めた。」とそれぞれの作品の背景等を解説してくれました。
質問コーナーでは、光を取り込むために窓のブラインドを開けたり、入ってきた人の興味を引くための展示順の工夫など、企画の裏話を聞くことができました。アートを通じて、今ある平和について考える時間を共有することができました。
展示企画は、14日(木)18:00までです。ぜひ足をお運びください。